「テーブルナイフ」先が丸くなったきっかけは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
きょう7月12日は「洋食器の日」です。
日付「712(ナイフ)」を語呂合わせで呼んでいます。
ヨーロッパでは、フォーク・スプーンが一般に広まったのは、16世紀から18世紀ごろだと言われています。
その前は、中世のヨーロッパでは手掴みで食べていたと言われています。
ナイフはテーブルに1本あって、肉を切り分けるのに共有で使っていて、切り分けた後、手で食べていたようです。
そして、17世紀ごろまでナイフの先は尖っていたのですが、今は先が丸くなっているテーブルナイフが多いです。
そこで今日は「テーブルナイフ」の先が丸くなったきっかけは何だったかという問題です。
「テーブルナイフ」先が丸くなったきっかけは?
青 -皿を傷つける
赤 -歯の掃除
緑 -冷え性の妻
「ことば検定」の解答を速報しています |
ことば検定 答え
赤 -歯の掃除
ことば検定 解説
きょうの解説
「テーブルナイフ」を使う時、お皿がこすれて音が鳴らないように配慮するのはマナーです。
今日の問題の「テーブルナイフ」の先が丸くなった理由も、きっかけはマナーです。
フランスのルイ13世の宰相として、絶大な権力をふるったリシュリューという人物のある不満から始まりました。
宴席で貴族たちがナイフを使って行う歯を掃除する行動を見て、彼はウンザリしたようです。
今だと当然マナー違反ですが、当時は貴族がこんな行動をとっていたのです。
そこで、リシュリューはナイフの先を丸く削って対策を取りました。
その後、ルイ14世の時代になると、食卓で先の尖ったナイフは使用禁止という命令が出されました。
ただ、ルイ14世本人は手掴みで食べていて、マナーが理由ではなかったのです。
そんな命令を出したのは、ナイフが尖っているとどんなことが起きかねないですから、暗殺を恐れたからといわれています。
前回の問題
ここを素早く見つけるコツで~す
①「見聞録 KENBUNROKU」をブックマーク
② Googleなどの検索エンジンで「クイズの文章」で検索する
*クイズ文の前後に見聞録と入れると見つかりやすくなるかもしれません
(注) 当ブログを転載している海外スパムサイトにご注意ください
今月のプレゼントと応募方法