「ストライキ」の由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
明日5月1日は「メーデー」です。
元々は、ヨーロッパで春の到来を祝うお祭りで、日本語だと「5月祭」と言います。
ただ、今「メーデー」と言ったら、労働者の祭典です、
そうなった理由は、1886年の5月1日にアメリカ・シカゴで起きた「ストライキ」でした。
1日の労働時間の上限をめぐってストを起こしました。
日本で最初のストライキは、このシカゴのストの翌月です。
1886(明治19)年に、山梨で製紙工場の女工さんが起こしたものでした。
そこで今日は「ストライキ」という言葉の由来はどれかという問題です。
「ストライキ」の由来は?
青 -機械を壊す
赤 -帆をおろす
緑 -買い物をすすめる
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ことば検定 答え
赤 -帆をおろす
ことば検定 解説
きょうの解説
野球で空振りした時や、ボウリングでピンを全部倒すことを「ストライク」といいます。
「ストライク」と「ストライキ」は似ています。
実は、この二つの単語は英語だと同じ単語「strike」です。
英語で発音すると「ストライク」ですが、なぜストの意味で使う時は「ストライキ」と言うのか?
きっかけは、日本に西洋文化を紹介した福沢諭吉と言われています。
福沢諭吉が "仲間と結託して雇い主に交渉すること"を「ストライキ」と明治12年に紹介しました。
こうして、日本語で「ストライキ」は労働者のストの意味に限定して使われるようになりました。
そもそも英語の「ストライク」に労働者の抗議の意味が生まれたのは、18世紀に起きた船乗りたちの抗議活動が関係しているそうです。
当時、船のオーナーに対して一斉に帆をおろして抗議を示したんだそうです。
前回の問題
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