「モヤイ像」もやいの意味は? 【ことば検定スマート】
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「モヤイ像」もやいの意味は?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。

 

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ことば検定 問題 

 

今日4月5日は、1722年にイースター島が発見された日です。
南太平洋に浮かぶ絶海の孤島ですが、モアイ像があることで知られています。
そのモアイ像は、島におよそ1000体もあるそうです。

島の広さは瀬戸内海の小豆島と同じぐらいなので、島のあちこちにあるような状態だそうです。
そんなモアイ像は、海を背にして集落を見渡すように立っているものが多いそうです。
各部族の守り神のようなもので、だからこそ数多くあちこちに建てられたと考えられています。

では、東京の渋谷駅の待ち合わせ場所として有名な似た像が「モヤイ像」です。
その名前は日本語の「もやい」が由来になっているのですが、その「もやい」とはどんな意味かというのが問題です。

 

「モヤイ像」もやいの意味は?

   -共同で作業
   -人を紹介する
   -霞にエレファント

 

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ことば検定 答え

   -共同で作業

 

 

 

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

渋谷の「モヤイ像」は1980年にできたのですが、東京都の伊豆諸島である新島で作られました。
実は、新島にもイースター島の「モアイ像」と同じように「モヤイ像」がいくつも立っています。
1964年の東京オリンピックの後、島のコーガ石という特産品を使って、観光の起爆剤になればと作り始めたのが最初でした。
観光客を呼び込むためだったのです。

名前の「モヤイ」はイースター島の「モアイ」からヒントを得て、日本語の「もやい」という言葉に由来して付けられました。
「もやい」は漢字では「催合」と書きます。
新島は江戸時代に流刑地だった島で、自然環境は厳しく、力を合わせて生活をしなければ生きていけないような場所でした。
そこで力を合わせ助け合う「もやい」が、島の住民の心として受け継がれていたんだそうです。

ちなみに、名古屋では「もーやーこ」という表現があり、共有という意味で使われていて、「もやい」に関係があると言われています。

 

 

 

前回の問題

-これまで出題されたことば検定-

 

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