「杉田玄白」仲間につけられたあだ名は? 【ことば検定スマート】
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「杉田玄白」仲間につけられたあだ名は?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。

 

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ことば検定 問題 

 

きょう10月20日は、江戸時代に杉田玄白が生まれた日です。

杉田玄白で知られるのが「解体新書」です。
「解体新書」は、日本で最初の本格的な西洋医学の翻訳書で、今では当たり前に使われている「神経」「軟骨」「動脈」といった言葉は、この本で初めて訳語として生まれました。

もともとオランダ語で書かれた本を、杉田玄白らが翻訳したのが「解体新書」です。
医学書を翻訳するぐらいですから、さぞかしオランダ語が得意だったのではと思いきや、実は翻訳に取りかかった当初に杉田玄白はオランダ語がほとんど出来なかったようです。

「解体新書」は、ほかの医者仲間と一緒に翻訳したものです。
その時に仲間から杉田玄白は、どんなあだ名を付けられていたかというのが今日の問題です。

 

「杉田玄白」仲間につけられたあだ名は?

   -筋骨隆々
   -草葉の陰
   -度を超えた厳しさ

 

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ことば検定 答え

   -草葉の陰

 

 

 

 

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

「解体新書」の翻訳は、最初3人の医者が本業の傍ら、時々集まる形で進められました。
1人以外はオランダ語の初心者で、辞書も簡単なものしかありませんでしたから、なかなか進まなかったそうです。

仲間は徐々に増えたのですが、それでも苦労したのが「骨」のページで、どうしてもわからないオランダ語がありました。
「この言葉はわからない 後の訳者を待つ」とこんな風に割り切ったのです。

玄白は時間をかけて完璧な訳を作るのではなく、まずは完成を急ぐべきだと主張していました。
それは、「死ぬまでに完成させたい」と焦っていたようです。

この時まだ、彼は40歳前後だったのですが、当時の寿命は今よりずっと短かったからです。
そこで口癖になっていたのがこんな言葉です。

みんなは健康で年も若いけど、私は病気がちで年上だ。
諸君が大成した頃、私は草葉の陰にいるかもしれない。

 

この口癖を笑われて、ついに「草葉の陰」というあだ名をつけられてしまったようです。
「草葉の陰」とは、"墓の下""あの世" という意味です。
ちなみに、玄白は仲間よりずっと長生きして、亡くなったのは83歳でした。

 

 

 

前回の問題

-これまで出題されたことば検定-

 

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