BOOKランキング TOP10 -2020年7月13日~19日-
最新の本の売り上げランキングが、毎土曜の「王様のブランチ」で発表されています。
【今回のBOOK RANKINGについて】 三省堂書店池袋本店による【文芸書ランキング】として発表されたものです。 |
BOOKランキング1~5位
第1位 | 村上春樹最新作 「一人称単数」 村上春樹 |
文藝春秋 |
6年ぶりの短編小説集となる今作。
普段着ないおしゃれなスーツを身にまとい、バーに出かけた男性。
すると、知らない中年女性に、突然声をかけられる。
「ちょっとうかがってもよろしいでしょうか?」
「いいですよ」
しかしこの後、思いもよらない展開に!!
村上さんの世界観を堪能できる全8話が収録されています。
第2位 | 今年の本屋大賞受賞作 「流浪の月」 凪良ゆう |
東京創元社 |
第3位 | 石田ゆり子のクローゼットを開けてみた 「LILY'S CLOSET」 石田ゆり子 |
マガジンハウス |
先週注目の一冊として紹介されました。
第4位 | 「しゃばけ」シリーズ最新作 「いちねんかん」 畠中 恵 |
新潮社 |
累計866万冊を誇る「しゃばけ」シリーズ。
江戸の町を舞台に、問屋の跡取り息子・若旦那とゆかいな妖怪たちが難事件・珍事件に立ち向かうファンタジー時代小説第19弾です。
第5位 | シリーズ累計400万部突破! 「夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神」 水野敬也 |
文響社 |
ゾウの姿をした関西弁をしゃべる神様ガネーシャが、悩める人を奇想天外な「教え」を導き、人生を変えるきっかけを与える。
自己啓発とエンタメが融合した人気小説第4弾。
今作の主人公は、家族を愛する平凡な会社員の男。
しかし突然余命3か月と宣告されてしまった彼のもとに、ガネーシャが現れる。
「自分、今の生き方やったら、死ぬときめっちゃ後悔するで」
ガネーシャの数々の導きで、途方に暮れる主人公が変わり始める。
しかし物語は予想外の結末へ。
シリーズ史上、最も笑って泣けてタメになると話題の一冊。
BOOKランキング6~10位
第6位以下のランキングは以下の通りでした。
第6位 | チンギス紀八 今日杳冥 | 北方謙三 | 集英社 |
第7位 | 少年と犬 | 馳星周 | 文藝春秋 |
第8位 | 世界はもっと!ほしいモノにあふれているからバイヤーが教える極上の旅 | KADOKAWA | |
第9位 | 猫を棄てる 父親について語るとき | 村上春樹 | 文藝春秋 |
第10位 | 欲が出ました | ヨシタケシンスケ | 新潮社 |
6~10位の中で注目の一冊
欲が出ました/ヨシタケシンスケ
著者のヨシタケシンスケさんは「りんごかもしれない」で、MOE絵本屋さん大賞で1位を獲得。
子どもたちから圧倒的支持を得る絵本作家です。
そんなヨシタケさんが、日常の中で感じた人間の"欲"についてまとめたエッセイ。
ほっこりしつつも、本質を突いたヨシタケさんらしい視線で綴られています。
例えば、ジュースをせがむ子供のひとこと。
「お店に行ったらどっかの子がお母さんに、ジュースを頼みたいんだと一生懸命せがんでいる」 「おなかがバカーッてなってしんでもいいからバナナジュースのみたいの!」 わかるなぁって。 |
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