「質に入れる」、江戸っ子が使った隠語は?
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林修先生の「ことば検定プラス」
今日は2020年7月10日に出題された復習問題です。
7月8日は、7(しち)8(や)の語呂合わせで、「質屋の日」です。
質屋の起源は古く、貨幣経済が発達してきた鎌倉時代にはすでに質屋の原型があったとされています。
さらに江戸時代には、一般庶民が質入れで当座をしのぐのが当たり前に行われてきました。
一方江戸っ子は、見栄っ張りでしたから「質に入れる」とそのまま口にすることを嫌いました。
【問題】
「質に入れる」、江戸っ子が使った隠語は?
【選択枝】
■ 投げる
■ 曲げる
■ 結婚の決め手
本日の解答は
■ 曲げる
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【今日の■のボケは?】
「質に入れる」ではなく、「父に似てる」だそうです。
本日の林修先生の解説
【「質に入れる」の江戸っ子の隠語は「曲げる」】
「ことば遊び」が好きな江戸っ子
江戸っ子は「ことば遊びが大好きだ」ということは、これまでも何度も紹介してきました。
例えば、ある商売を「十三屋」といいました。
「十三」は、"9+4で13"です。
9と4で、「櫛屋(くし屋)」を指します。
では、質屋ではどうでしょうか?
質屋さんを数字で表すなら、やはり「七」ですよね。
実際、江戸時代には"七ツ屋"とも呼ばれていたそうです。
質屋の隠語は「曲げる」
そして、この「七」という字には、「十」の縦棒の下を曲げて「七」と書きますよね。
ということで、くだらないと思われるかもしれませんが、これが江戸っ子の粋な洒落ってものかも知れないですね。
正解は「曲げる」です。
さらに、明治の後半になると、質屋さんを「一六銀行」とも呼んだそうです。
なぜ"一六"なのか?
これはもう解説の必要はないですよね。
前回の「ことば検定プラス」
2020年7月10日に出題された時
2020年7月10日に出題された時
「お天気検定」
□ イルカの瞳孔の形は?
「ニュース検定」
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