チョコの原料「カカオ」かつての使い方は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
きょう 2月14日はバレンタインデーです。
いつ頃から、バレンタインにチョコレートを贈る習慣が始まったと思いますか?
昭和30年代、つまり高度成長期の頃から始まった習慣なんだです。
きっかけは、お菓子メーカーあるいはデパートのキャンペーン企画だったと言われていますが、すっかり定着した行事といってもいいでです。
今日は、チョコレートの原料「カカオ」はかつて何に使われていたかという問題です。
チョコの原料「カカオ」かつての使い方は?
青 -重さの単位
赤 -通貨
緑 -早く振り払って
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ことば検定 答え
赤 -通貨
ことば検定 解説
きょうの解説
チョコレート発祥はスペイン
甘いチョコレートは、スペインが発祥です。
大航海時代、メキシコにあったアステカ王国から、スペイン人がカカオ豆を持ち帰って、それに砂糖を加えチョコレート生まれました。
カカオ「神々の食べ物」
メキシコなど中南米のあたりでは、紀元前からカカオを栽培していて、カカオは「神々の食べ物」と呼ばれ、その貴重さを表していました。
儀式での献上品や、あるいは交易品、また疲労回復の薬として本当に重宝されていたようです。
カカオは通貨の単位だった
そして16世紀には、こんなふうに交換した記録も残っています。
・大きなトマト⇔カカオ豆1粒 ・野うさぎ⇔カカオ豆100粒 |
ということは、カカオは通貨の単位だったのです。
カカオ豆は、労働の対価として使われたり、年貢を納めるのにも使われていたようです。
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