「フルート」元々何を指す言葉?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
きょう2月10日は「フルートの日」です。
16世紀に描かれた絵の中に、フルートのような横笛を吹いているのが確認できます。
横笛は、この頃 爆発的な人気だったんだそうです。
実は、これによく似た姿が日本で描かれた絵「源氏物語手鑑」にもあり、洋の東西を問わず、こうして横笛は昔から親しまれてきたようです。
そんなわけで、元々「フルート」とは何を指す言葉だったかという問題です。
「フルート」元々何を指す言葉?
青 -リコーダー
赤 -ハーモニカ
緑 -粉はどうすると?
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ことば検定 答え
青 -リコーダー
ことば検定 解説
きょうの解説
フルートの語源は「吹く」
フルートの演奏は難しそうですが、、簡単に言えばマウスピースに息を吹いて音を出す楽器です。
フルートの語源は「吹く」です。
古典ラテン語の「フラーレ(flare)」が、フランス語を経由して、14世紀初めに英語に入ったとされています。
ちなみに、日本語の「笛」も語源は同じ「吹く」で、「吹柄(ふきえ)」が語源だとされています。
フルートは木管楽器
最近のフルートといえば金属製ですが、実は音楽の父・バッハが生きていた頃は、金属製ではありませんでした。
フルートは木管楽器ですから、元々は木で出来ていました。
今でも木製フルートというのがあります。
フルートは「リコーダー」を指す言葉
バッハやモーツァルトが生きた18世紀までは、フルートと言えば木製でした。
しかも、縦笛で今で言う「リコーダー」を指す言葉だったようです。
金属製のフルートが主流になったのは19世紀半ばになってからでした。
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