「シンボル」の由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
今日のテーマは「浅草」です。
最近、昭和レトロブームに乗って「浅草」が若者に人気なんだそうです。
浴衣や着物をレンタルして浅草散策や、インスタ映えスポットでの写真撮影が人気だそうです。
今も昔も浅草イチの映えスポットとして人気なのは、やはり通称「雷門」。
正式名称は、意外に難しく「風雷神門」と言います。
門の左右に風神と雷神がいて、その風神と雷神が守る浅草寺の総門なのです。
まさに、「浅草のシンボル」と言っていいと思います。
今日は、今出てきました「シンボル」の由来は何かという問題です。
「シンボル」の由来は?
青 -照合する
赤 -憧れる
緑 -2枚でシャーン
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ことば検定 答え
青 -照合する
ことば検定 解説
きょうの解説
「シンボル(symbol)」とは
「シンボル(symbol)」は、日本語では "象徴" や "記号"と訳されますが、語源はギリシャ語の「シュムボロン(symbolon)」。
そして、さらにさかのぼると古代ギリシャ語の「シュムバッロー(symballo)」になるそうです。
今日のポイントは、すべてに共通する「sym」という部分です。
「シンボル(symbol)」
「シュムボロン(symbolon)」
「シュムバッロー(symballo)」
これは「シンフォニー(symphony)」とか「シンパシー(sympathy)」などにも含まれています。
「sym」の意味
「sym」とは、"ともに" "一緒に" という意味です。
二つに割ったものを一緒に付き合わせる状況のことを、「シュムバッロー(symballo)」といいます。
この言葉から派生した名詞「シュムボロン(symbolon)」には、「割符」「合言葉」「しるし」という意味もあり、そこから「象徴」という意味の言葉「シンボル」へと変化したとみられています。
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