「うなぎ屋」によって広まった言葉は? 【ことば検定スマート】
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「うなぎ屋」によって広まった言葉は?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

 

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ことば検定 問題 

 

きょうは8月1日、今日から8月です。

そして、今週木曜日4日は「二の丑」です。
「二の丑」とは、「土用の丑」の日です。
この夏2回目の「土用の丑」の日で、7月23日も「土用の丑」でした。

 

では、「土用の丑」の日とは何なのか?
そもそも「土用」とは、立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間のことです。
ですから、「土用」は実は年4回あります。

その「土用」の期間の、「丑の日」が「土用の丑」になります。
この夏は「土用の丑」が2回ですから、全国のうなぎ屋さんは大繁盛でしょうね。

 

そんなわけで、今日はうなぎ屋によって広まった言葉は次のうちどれでしょうという問題です。

 

「うなぎ屋」によって広まった言葉は?

   -べっぴん
   -すかんぴん
   -サーファーガッカリ

 

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ことば検定 答え

   -べっぴん

 

 

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

うなぎを食べる習慣 平賀源内が発祥?

 

そもそも、夏の「土用の丑」にうなぎを食べる習慣は、江戸時代の平賀源内が発祥であると言われています。

夏に売り上げが落ち込んだ知り合いのうなぎ屋のために、彼が「本日土用の丑の日」と書いて店に張り出したら、大繁盛したと言われれていますが、実はこれは根拠となる資料が何一つなくて、本当かどうかはよくわからないそうです、

 

「頗別品(すこぶるべっぴん)」と書いた看板を掲げた

一方、今日の正解のうなぎ屋さんは現在も営業しています。
愛知県豊橋市の「丸よ」(*当時の店名は「織清(おりせい)」)という老舗です。

明治の初め「丸よ」のルーツという店が、「頗別品」と書いた看板を掲げたんだそうです。
「すこぶるべっぴん」と読みます。
「べっぴん」とは、他のものとは違う"特別によい品物"という意味です。
言葉自体は江戸時代からありましたが、この店のうなぎは美味しいと評判になるとともに、「頗別品(すこぶるべっぴん)」も流行語となったそうです。
そして、のちに美しい女性のことを「べっぴん」というようになりました。

 

 

前回の問題

 

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