大隈重信が負けず嫌いで「避けたこと」は?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
明日3月11日は、大隈重信が生まれた日です。
早稲田大学は大隈重信が創設した学校ですが、そこにある大隈講堂の時計塔は高さおよそ38mです。
尺貫法だと125尺ですが、これは大隈が唱えた「人生125歳説」にちなんでいるんだそうです。
彼は、動物が成熟期の5倍生きられるという生理学の説を引用して、人間の成熟期は25歳というから節制すれば、その5倍の125歳まで生きられると提唱しただそうです。
「人生125歳説」
人間の成熟期は25歳
節制すれば5倍の125歳まで生きられる
節制すれば5倍の125歳まで生きられる
そして、そんな大隈が生涯を通じて避けたことがあるのですが、それは何でしょうか。
きょうの問題
大隈重信が負けず嫌いで「避けたこと」は?
青 -文字を書く
赤 -肉を食べる
緑 -明石名物で一杯やる
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
青 -文字を書く
【本日の 緑 のボケは?】
「避けたこと」ではなく「酒タコと」というボケでした
きょうの解説
【大隈重信が「避けたこと」は?】
大隈重信の強い信念を感じるエピソード
伊藤博文、板垣退助、大隈重信3人の写真を見て気づくのが、大隈重信にはひげがありません。
当時の政治家や軍人は、権威や権力を表す象徴として、ひげを蓄える人が多かったようです。
大隈は、「ひげは戦争の道具みたいなもので武装的なものだ」として生涯ひげをはやさなかったそうです。
こうと決めたら、その信念を貫く人だったのです。
大隈重信の負けず嫌いエピソード
そして、まだ江戸時代に彼が佐賀藩の学校に通っていたころ、もちろん成績優秀だった大隈少年ですが、たった一つある学友に「字のうまさ」が勝てなかったそうです。
勉強では負けないのに、「字のうまさ」では勝てないということが悔しかった大隈は、「字を書きさえしなければ負けることはない」と考えて、それ以降「字を書く」ことを避けるようになったと言われています。
そんな、とんでもない負けず嫌いだったという話が伝わっています。
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