【王様のブランチ】BOOK文芸書ランキング TOP10
-2022年2月14日~20日-
毎週土曜の「王様のブランチ」で発表されている最新の本の売り上げランキングです。
今回は、三省堂書店 池袋本店による【文芸書ランキング】として発表されたものです。 |
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BOOKランキング1~5位
第1位 | 「北欧こじらせ日記」 週末北欧部chika |
世界文化社 |
SNSで話題のコミック・エッセイ。
北欧に魅了され、12年以上通い続けている著者のchikaさん。
「私ッ・・・ここに住みたい」
その夢をかなえるべくchikaさんがとった行動は、寿司職人になること。
お寿司はフィンランドでも大人気。
しかし、現地で働く日本の寿司職人は少なく、引く手あまたなんだそうです。
「とりあえず、やってみる」がモットーのchikaさん。
会社員として働きながら、寿司職人となるべく修行をスタート。
夢に向かい全力で突き進むchikaさんの生き方に元気をもらえる一冊です。
第2位 | 「BARFOUT!」(バァファウト!) 2022年3月号 |
ブラウンズブックス |
エンターテインメントマガジン。
第3位 | 「はじめての」 島本理生・辻村深月・宮部みゆき・森絵都 |
水鈴社 |
発売1週間で6万部を突破。
4人の直木賞作家と、小説を音楽にするユニットYOASOBIとのコラボが実現。
「はじめて」をモチーフにした4つの物語が収録されています。
「はじめて人を好きになったときに読む物語」
「はじめて家でしたときに読む物語」
「はじめて容疑者になったときに読む物語」
「はじめて告白したときに読む物語」
第4位 | 「20代で得た知見」 F |
KADOKAWA |
眠れぬひとりの夜を支えてくれると話題のエッセイ。
著者のFさんは、King& Princeの永瀬廉さん主演で公開中の映画「真夜中乙女戦争」の原作者。
今作は、著者のFさんの友人が電話で語ってくれたセリフや、バーで隣の男が語ってくれた一夜限りの話など、人生のさまざまな瞬間に気づいた断片のような言葉を集めたもの。
「二十代の人生は、忘れがたい断片にいくつ出会い、心を動かされたかで決まる」
生きる上で参考になる心に刺さる名言がつまったエッセイです。
第5位 | 「まる あるがとう」 養老孟司(著)平井玲子(写真) |
西日本出版社 |
著者は、「バカの壁」などで知られる養老孟司さん。
一年前に息を引き取った飼い猫まるとの日々を振り返ったフォトエッセイ。
「まだ、ついまるを探す癖は抜けない」
「また別な猫を飼ったら、といわれることがあるが、それでは話が違うのである」
「まさに一期一会、かけがえのないとは、このことであろう」
BOOKランキング6~10位
第6位以下のランキングは以下の通りでした。
第6位 | 「砂嵐に星屑」 | 一穂ミチ | 幻冬舎 |
第7位 | 「タラント」 | 角田光代 | 中央公論新社 |
第8位 | 「奇跡」 | 林真理子 | 講談社 |
第9位 | 「黒牢城」 | 米澤穂信 | KADOKAWA |
第10位 | 「スモールワールズ」 | 一穂ミチ | 講談社 |
今週の注目の一冊
「砂嵐に星屑」一穂ミチ
日々悩み、頑張る人の心に刺さるお仕事小説。
著者は「スモールワールズ」が本屋大賞にノミネートされ、注目を集める一穂ミチさん。
今作は、テレビ局で働く4人の人生を描いた短編小説。
現状に不満を抱く40代の女性アナウンサーが、ある騒動をきっかけに改めて仕事と向き合う話や、向上心ゼロのADが、取材を通して自分を見つめなおしたりと、つまづきながらも新たな一歩を踏み出す人たちの姿に勇気をもらえる一冊です。
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