江戸時代の隠語「猪の肉」を何という?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
前回は、日本初の肉食禁止についてお話をしましたが、それでも食べる人はいたようで、その言い訳は「これは薬だ」と言って食べていたのです。
そして、江戸時代、両国橋を渡ったところに「薬喰い」といって、いつも食べさせる店があったようです。
そうした店では、隠語が使われていました。
たとえば、鹿の肉は「もみじ」という隠語が使われていました。
では、「猪の肉」を何と言っていたでしょうか?
きょうの問題
江戸時代の隠語「猪の肉」を何という?
青 -赤豆腐
赤 -山くじら
緑 -大食い選手驚異の消化力
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
赤 -山くじら
【本日の 緑 のボケは?】
「いのししのにく(猪の肉)」ではなく「いのいしもひく(胃の医師もひく)」というボケでした
きょうの解説
【江戸時代の隠語「猪の肉」を何という?】
「猪の肉」の隠語「ぼたん」
ちなみに、「猪の肉」は今日の正解とは別に、「牡丹鍋」とか言います。
赤い肉を皿に広げた様子は牡丹のように美しいからですが、花札の牡丹に近いような感じがします。
そして、肉を食べられる店は現在も営業を続けています。
創業が享保3年、300年もの歴史がある「ももんじゃ」さんです。
猪は、脂身に甘みがあって、年に一度は食べたいなと思います。
「猪の肉」の隠語「山くじら」
お店の中に飾られている絵の中に、「山くじら」と書かれています。
当時、くじらは魚だと思われていたので、食べてもよかったんです。
当時、くじらは魚だと思われていたので、食べてもよかったんです。
ちなみに「赤豆腐」は、仏教の隠語で「マグロの刺身」のことです。
前回の出題
本日の出題
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