マンダリンオレンジの「マンダリン」名前の由来は?
ことば検定プラス 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定プラス」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定プラス」
きょうは9月7日。
この時期おいしいのが、マンダリンオレンジです。
オレンジとはいっても、温州ミカンのように皮が薄くて食べやすいマンダリンオレンジ。
輸入物は、7月下旬から9月下旬頃まで出回り、冬の前に楽しめる甘いミカンとして人気です。
輸入物は、7月下旬から9月下旬頃まで出回り、冬の前に楽しめる甘いミカンとして人気です。
日本で栽培されている品種もあって、こちらは5月ごろ春に楽しめるミカンなんだそうです。
さて、このマンダリンとは、何に由来する名前でしょうか?
きょうの問題
マンダリンオレンジの「マンダリン」名前の由来は?
青 -イギリスの航海士
赤 -中国の高級官僚
緑 -ウクレレじゃないよ
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きょうの答え
赤 -中国の高級官僚
【本日の 緑 のボケは?】
「マンダリン」ではなく「マンドリン」というボケでした
きょうの解説
【マンダリンオレンジの「マンダリン」名前の由来は?】
「マンダリン」中国の高級官僚のこと
マンダリンオレンジの原産地は、インドのアッサムなどアジア南東部ですが、「マンダリン」という名前は、もともとはポルトガル語なんだそうです。
ポルトガル語の「マンダリン」には、「役人」「高官」の意味があるようですが、それとミカンと一体何の関係があるんでしょうか?
実は、15~17世紀の大航海時代、貿易のため中国を訪れた西洋人は、中国の高級官僚のことを「マンダリン」と呼んでいました。
さらに、彼ら官僚が使っていた言葉も「マンダリン」と呼んだことから、現在英語で、中国の公用語のことを「マンダリン」というのです。
さらに、彼ら官僚が使っていた言葉も「マンダリン」と呼んだことから、現在英語で、中国の公用語のことを「マンダリン」というのです。
広辞苑の意味「中国清朝の高等官吏」
そして、当時中国の高級官僚は、オレンジ色の服を着ていたそうです。
色が同じことから、中国のミカンを「マンダリンオレンジ」と呼んだとの説が有力なのです。
というわけで、正解は「中国の高級官僚」です。
広辞苑にも、「マンダリン」の1番目の意味として、中国、清朝の高等官吏。次に、中国の公用語。官話。3番目に、中国原産の蜜柑と載っています。
「マンダリン」 -広辞苑では-
①中国、清朝の高等官吏。
②中国の公用語。官話。
③中国原産の蜜柑。
②中国の公用語。官話。
③中国原産の蜜柑。
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