「両替」の由来の有力説に関係するのは?【ことば検定プラス】
スポンサーリンク

「両替」の由来の有力説に関係するのは?
ことば検定プラス -林修-

 

テレビ朝日「グッド!モーニング」の「ことば検定プラス」の出題と答えを速報しています。
どなたでも参加でき、ポイントを貯めてプレゼントに応募できます。

 

スポンサーリンク

林修の「ことば検定プラス」

今日6月28日は「貿易記念日」です。
江戸末期の1859年、幕府がアメリカなど5ヶ国との自由貿易を認める布告を出したことに由来し、昭和38年に制定されました。
現在日本は、世界第4位の貿易大国です。
令和2年度の輸出入は、コロナのせいで前の年より1割ほど減ったそうですが、それでもそれぞれが68兆円以上あります。

令和2年度の貿易額
輸出・・・約69兆円
輸入・・・約68兆円

貿易総額は135兆円を超え、これは日本の国家予算(一般会計約103兆円)を大きく上回っています。
そして、通貨の違う他国との貿易に不可欠なのが両替です。
そこで今日は「両替」の由来の有力説に関係するのはどれかという問題です。

きょうのことば検定プラス

「両替」の由来の有力説に関係するのは?

 

【選択枝】
 両方に便利
 金貨と銀貨の併用
 学生に人気の食堂

ことば検定プラスの解答速報を発信しています。
お気に入りやブックマークしておくと便利です。

スポンサーリンク

「ことば検定プラス」答え

 金貨と銀貨の併用

 


【今日ののボケは?】
「りようがえ」ではなく、「量がええ」だそうです。

スポンサーリンク

「ことば検定プラス」林修の解説

【「両替」の由来の有力説に関係するのは?】

「両替」の「両」お金の単位に使われた

まず「両替」の「両」とは何でしょうか?

実は、「両」はもともと古代中国で使われていた重さの単位なんです。
日本には飛鳥時代に入ってきたとみられ、だいたい40グラムぐらいだったといわれています。
そして、時代がずっと下って戦国時代、武田信玄が甲州金という金貨を作らせました。
この甲州金で、1両小判が作られ、「両」がお金の単位に使われたんです。
そして、それは江戸幕府にも引き継がれました。

金貨の量を銀貨などに変えることに由来

ところが、当時の1両小判が金貨だったのに対し、江戸時代、特に上方では主に銀貨が流通していました。

当然、金貨と銀貨を交換する必要が生じますよね。
そこで活躍したのが、両替商です。
つまり「両替」とは、金貨の量を、銀貨などに変えることに由来するとの説が有力なんです。
ということで、正解は「金貨と銀貨の併用」です。
さらに、江戸時代には一文銭、二文銭といった銭貨も使われていたため、とてもややこしくて、両替商が大いに発達したということです。

 

「ことば検定プラス」前回の出題

 

過去出題された「ことば検定プラス」一覧はこちらから

 

 

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事