30cmオニテナガエビ 東南アジア産「高級エビ」陸上養殖【きょう注目NEWS】
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30cmオニテナガエビ
東南アジア産「高級エビ」陸上養殖
【きょう注目NEWS】

 

グッド!モーニング「きょう注目NEWS」のコーナーで紹介された内容をご紹介しています。

今日ご紹介の「きょう注目NEWS」
30cmオニテナガエビ
東南アジア産 「高級エビ」陸上養殖
東南アジア原産の高級エビを陸上で養殖する試みが始まっています

 

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静岡・南伊豆で始まった「オニテナガエビ」の陸上養殖

豊かな自然が広がる静岡県南伊豆町で、東南アジア原産の高級エビを陸上で養殖するユニークな取り組みが始まっています。
山あいの住宅地に立つ淡水で育てられるエビが陸上養殖されています。
養殖施設の中は、エビの生育に適した環境を保つため室温が32℃前後に設定されており、施設に足を踏み入れると熱気がむっと押し寄せてきます。

ここで育てられているのは「オニテナガエビ」。
東南アジア原産のこのエビは、産卵から生育まで完全養殖で管理され、約8カ月で体長30cmほどに成長します。
海外では「ブルーアジアンロブスター」とも呼ばれ、その大きさと鮮やかな青い見た目から高級食材として扱われています。
取引価格は現在1㎏あたり約2万円と、まさに"値段が可愛くない"エビです。

七輪で焼くと、表面はきれいな青から鮮やかな赤に。
青と赤に、温泉の湯気の白を加えたトリコロールカラーが目を引き、「味のとりこになってほしい」という願いを込めて「トリコエビ」と名付けられました。
殻は柔らかく、殻ごと食べられるのも特徴です。

 

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学生時代の研究がきっかけ、新規事業として立ち上げ

このプロジェクトを立ち上げたのは、自動車部品の販売などを手がける会社に勤める加藤さんです。
学生時代に海洋プラスチックを研究していた加藤さんは、環境問題への関心から陸上養殖に着目。
勤務先の新規事業として提案し、去年8月からプロジェクトがスタートしました。

陸上養殖の最大のメリットは、天候や自然環境の変化に左右されない安定した生産が可能な点です。
海での養殖と異なり、水質や温度を細かくコントロールできるため、品質の均一化も図りやすくなります。

 

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温泉を暖房に活用、光熱費をほぼゼロに

この施設のもうひとつの特徴が、敷地内に湧く温泉水をハウスの暖房として活用していることです。
100℃を超える温泉水を引き込んでハウス全体を温めているため、温度管理にかかる光熱費はほとんどかからないといいます。
南伊豆ならではの地域資源をうまく活用した、コスト面でも理にかなった仕組みです。

 

来月にも初出荷、地域の旅館とメニュー開発も

来月ごろにも初出荷を予定しており、地元の旅館などと連携しながらメニュー開発も進めていく計画です。
近年、伊勢エビの不漁が続いていることもあり、地域からは「それに代わる食材として活用したい」という期待の声も上がっています。
加藤さんは「地域の熱い思いにしっかりと応えられるよう、増産体制を整えていきたい」と話します。

温泉という地域資源を活かしながら、高級エビの安定供給を目指す南伊豆町の陸上養殖。
食の多様化や水産資源の減少が課題となる中、こうした新しい挑戦が地域の食文化と経済を支える力になっていくかもしれません。

 

 

 

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