映画チャーチル 何から世界を救った男?
「グッド!モーニング」 ニュース検定 -池上彰-
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池上彰 ニュース検定
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池上彰さんの解説
今日のキーワード
"危機"に指導者は③ 【最も偉大な英国人】
映画「ヒトラーから世界を救った男」
2年前、映画「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」が公開され評判になりました。
ゲイリー・オールドマンさんの特殊メイクも話題になりました。
ゲイリー・オールドマンさんの特殊メイクも話題になりました。
アカデミー賞でも、主演男優賞など2部門を受賞しました。
アカデミー賞
主演男優賞(ゲイリー・オールドマン)
メイクアップ&ヘアスタイリング賞
メイクアップ&ヘアスタイリング賞
舞台は、第二次世界大戦が始まったばかりのヨーロッパです。
ヒトラー率いるナチスドイツに立ち向かった、チャーチルを描いています。
"最も偉大なイギリス人" チャーチル
チャーチルは、絶体絶命と思われた戦局で、ドイツ軍と戦い抜く決断を下しました。
それが、"最も偉大なイギリス人" との評価に繋がっています、
チャーチルが首相に就任したのは、1940年5月です。
そして、イギリスの運命を決める閣議が、5月28日に開かれます。議題は、"イギリスはドイツと戦うべきかどうか"です。
戦えば、若い兵士たちを死なせるのは確実です。
一方、和平交渉に応じればヒトラーの軍門に下ることになります。
そして、イギリスの運命を決める閣議が、5月28日に開かれます。議題は、"イギリスはドイツと戦うべきかどうか"です。
戦えば、若い兵士たちを死なせるのは確実です。
一方、和平交渉に応じればヒトラーの軍門に下ることになります。
この閣議に出席した閣僚の間では、"ヒトラーとの戦いを避けるべき"だという意見も根強くありました。
どうして戦いを避けようとしたのかというと、ドイツ軍が圧倒的な強さを見せていたからです。
1939年9月にポーランドに侵攻して以来、ドイツは破竹の勢いで、当時はフランスパリに迫っていました。
イギリス本土に上陸する恐れもありました。
交渉するのか、戦うのか、決断のときが迫っていました。
最終的にチャーチルが選んだのは、ヒトラーとの戦いです。
その後チャーチルは、巧みな外交を展開し、イギリスを勝利に導きました。
その後チャーチルは、巧みな外交を展開し、イギリスを勝利に導きました。
チャーチルは、"国を守る"という強烈な信念を持って、ドイツと戦う姿勢を貫きました。
危機に陥った際、政治家の信念が、国の方向性を決めるのです。
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