「獺祭」の意味は?【ことば検定スマート】
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「獺祭」の意味は?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

 

*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
*解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。

 

 

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ことば検定 問題 

 

きょう9月9日は「重陽(ちょうよう)」 菊の節句です。
松尾芭蕉はこんな句を読んでいます。
「草の戸や 日暮れてくれし 菊の酒」
重陽に菊の酒を飲む風習があったのです。

桃の節句は女の子の成長を祝い、端午の節句は男の子の成長を祝う風習です。
菊の節句で飲む酒は、長寿を祝う酒です。

これは芭蕉の晩年の句で、「草の戸」はわびしい住まいのことですが、日が暮れてからとはいえ、そこへ弟子の一人が菊の酒を持ってきてくれたと詠んだ句です。

「獺祭(だっさい)」は大人気の山口のお酒ですが、これと同じ「獺祭」が付く「獺祭書屋主人」と称した明治の俳人は正岡子規です。

今日はこの「獺祭」という言葉の意味は何かという問題です。

 

「獺祭」の意味は?

   -酒を飲む
   -資料を広げる
   -モノクロ

 

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ことば検定 答え

   -資料を広げる

 

 

<今日の緑のボケ>
「だっさい」ではなく「奪彩(だっさい)」

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

正岡子規は、明治時代の俳句界に革新をもたらしたと言われています。
当時、松尾芭蕉をやたらと崇拝する風潮があり、子規はそれを批判し、大きな衝撃を与えたのです。
もちろん、芭蕉の句で高く評価した句もあったのですが、欠点もあると子規は指摘したのです。

そして、過去の焼き直しではなく、新鮮な着想を持つべきだと俳句の革新を訴えたのです。
これは何かを批判するには、その前にやるべきことがあります。
相手のことを徹底的に調べないと、まともな批判はできないです。

子規は過去の膨大な俳句作品を集め、その分類に没頭したといいます。
こうして書いたのが「獺祭書屋俳話」という連載です。
この「獺」という字は、カワウソのことでカワウソはとった魚を並べる習性があります。
これを、まるで魚を祀っていると例えた言葉が「獺祭」です。
それが転じて、詩文を作るのに資料を広げ散らかす意味になりました。

 

 

 

前回の問題

-これまで出題されたことば検定-

 

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