
「割り算」が語源の言葉は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょう9月2日は、1954年に数学のノーベル賞とも言われるフィールズ賞を小平邦彦さんが日本人で初めて受賞した日です。
ここで計算のクイズです。
今年は2025年ですが、この〇には同じ数が入ります。
〇×〇=2025
正解は45×45=2025です。
では、掛け算の九九の答えを全部出した数はいくつになるでしょうか?
まず、一の段の答えを全部足すと45です。
二の段の合計はその2倍、三の段は3倍となるわけですから、これを全部足すとどうなるか?
こういう式が成り立ちます。
45×(1+2+3+4+5+6+7+8+9)
カッコの中の1~9まで足すのは45とわかっていますから、45×45=2025になります。
計算には、「足し算」「引き算」「掛け算」などありますが、言葉の中には「割り算」が語源の言葉もあります。
今日は、それがどれかという問題です。
「割り算」が語源の言葉は?
青 -にっちもさっちも
赤 -いちかばちか
緑 -クロコって?
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ことば検定 答え
青 -にっちもさっちも
<今日の緑のボケ> 「わりざん」ではなく「ワニじゃん」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
「掛け算」だけでなく、「割り算」にも暗記で覚える方法がありました。
江戸時代から使われた「八算」というものです。
九ではなく八なのは、一で割っても数が変わらないので、一の段は意味がないということで、「八算」となるそうです。
例えば、2÷2であれば「二進一十(にしんがいんじゅう)」と言います。
「掛け算」の九九に比べて分かりにくいのですが、そろばんの玉の動かし方を表しています。
2÷2が「二進一十(にしんがいんじゅう)」ですから、3÷3は「三進一十(さんしんがいんじゅう)」となります。
この「二進」を「にっち」、「三進」を「さっち」と読むことができ、「にっちもさっちも」という言葉はここから来ています。
大抵「にっちもさっちもいかない」と否定形を伴い、二でも三でも割り切れない、どうにもやりくりができない、窮地に追い込まれていて身動きができないといった意味で使われるようになりました。
前回の問題

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