
「イライラ」の語源は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょう8月20日は、日付を「お(0)や(8)じ(20)」と読んで「親父の日」です。
ちょっと無理のある語呂合わせにも感じるのですが、事業の承継や世代交代を目的としたコンサルティング会社が制定したそうです。
親父が入った言葉に「地震雷火事親父」があります。
これは、世の中の恐ろしいとされているものを順番に並べた表現です。
地震や雷、火事の中に親父が入ってるというのは、最近お父さんは優しくて、今の感覚からすると違和感があるのではないでしょうか?
この表現を文字通り「父親」だという説と、かつては台風を「大山嵐(おおやまじ)」と呼んでいて、これが転じて「親父」になったという説などがあって、明確な由来は分かっていません。
他にも、親父が入った言葉には、とかく大声でガミガミと怒鳴りつける親父を漢字三文字の表現で「雷親父」もあります。
昔のイメージは、イライラして怖いのが親父だったみたいです。
今日はその「イライラ」の語源は何かという問題です。
「イライラ」の語源は?
青 -トゲ
赤 -炎
緑 -これいる?
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ことば検定 答え
青 -トゲ
<今日の緑のボケ> 「イライラ」ではなく「いらん、いらん」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
「苛苛」と書いて「いらいら」と読みます。
同じ漢字を使って、「苛立つ」「苛つく」という言葉もあります。
では「苛草」と書いて「いらくさ」と読みますが、これは植物で大葉に似た葉の植物で、割とよく見かけます。
近い種類の「セイヨウイラクサ」は「ネトル」といって、ハーブティーにすることもあるそうです。
なぜこの草の名に「イライラ」の「イラ」が入っているのかというと、この植物にはトゲがあります。
一見柔らかそうに見えるのですが、うっかり触ると痛い思いをします。
それどころか、後になってかぶれたり腫れたりすることもあるそうです。
「トゲ」のことを元々「いら」と言っていて、「イライラ」は「トゲ」に刺された時の感覚、さらにそれに似た心理状態を表すようになりました。
ちなみに「苛草(いらくさ)」の中国での名前は「蕁麻(じんま)」と言い、これは「蕁麻疹(じんましん)」の語源です。
前回の問題

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