
「魚心あれば水心」意味は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょう8月15日は「刺身の日」です。
室町時代の儒学者の日記「康富記」に、今と漢字は違うのですが「鯛、指身居之」と刺身が登場する日に由来するそうです。
この日記には鯛が出てくるのですが、江戸時代に書かれた食の百科事典「本朝食鑑」には、鯛について「鯛は本朝鱗中の長」と書かれています。
鯛に限らず魚を食べる頻度が高かったようで、江戸っ子について、当時の儒学者は「江戸繁昌記」で「常に言ふ 三日肉食せざれば骨皆離ると」と書いています。
魚を3日食べなければ、骨がバラバラになるというのです。
ちょっと大げさなような気もしますが、江戸っ子たちがどれだけ魚が好きだったかが伝わってきます。
今日はそんな「魚」が入った言葉から、「魚心あれば水心」の意味は何かという問題です。
「魚心あれば水心」意味は?
青 -話さなくても通じる
赤 -相手の態度で決まる
緑 -労うも失敗複数指摘
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ことば検定 答え
赤 -相手の態度で決まる
<今日の緑のボケ> 「うおごころあればみずごころ」ではなく「おぅご苦労 あれはミスごろっこ(5,6個)」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
「魚」と「水」が入った言葉には「水魚の交わり」という慣用句もあります。
親密で離れがたい友情や交際を指しています。
ことばの由来は「三国志」にあり、三国時代の英雄で蜀の建国者・劉備が、三顧の礼で迎えた天才軍師・諸葛孔明が関係しています。
劉備が、諸葛孔明と自分は「水と魚のように切れない間柄」だと説明したエピソードが由来です。
一方、「魚心あれば水心」ですが、元は「魚、心あれば 水、心あり」という形だったとみられています。
魚と水を擬人化したような表現で、「水魚の交わり」と似て、"魚に水と親しむ心があれば、水もそれに応じる心がある"ということから、相手が自分に好意を持てば、こちらもそれに応じる用意があることを言います。
前回の問題

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