
「逆燐に触れる」由来に関係するのは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょう6月6日は、日付を"ムカムカ"と語呂合わせで読んで「アンガーマネジメントの日」です。
怒りの感情と上手く付き合うための心理トレーニングで、1970年代にアメリカで生まれたとされています。
日付の「6」は6秒ルールというアンガーマネジメントのテクニックに由来しているそうです。
最初の6秒を乗り切ることで、衝動的な行動を避けるテクニックです。
他にも、怒りを感じた時に、その怒りに点数をつけるというテクニックもあるそうです。
「10点満点中のいくつ」と自問自答するのです。
自分の怒りに点数がつけられたら、冷静になって気持ちも収まりそうです。
今日はそんな怒りにちなんで「逆鱗に触れる」の由来に関係していることはどれかという問題です。
「逆燐に触れる」由来に関係するのは?
青 -弟子のいたずら
赤 -君主の説得法
緑 -長い首にひだ飾り!?
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ことば検定 答え
赤 -君主の説得法
<今日の緑のボケ> 「げきりんにふれる」ではなく「げ?キリンにフリル?」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
「逆鱗に触れる」の「鱗」の字は「うろこ」とも呼びますが、想像上の生き物である竜のうろこのことです。
竜の喉元に逆さに生えた1枚のうろこがあるというのです。
このうろこは竜の怒りのスイッチで、触った人が必ず竜に殺されてしまうといいます。
もっともこれは伝説であって、この話を使って古代中国の思想家・韓非は人々に説法を行いました。
まず、伝説の竜の逆鱗を説明した後、こう話します。
「人主もまた逆鱗あり。説く者、よく人主の逆鱗に嬰るること無くば、すなわち幾(ちか)し。」
この人主とは、君主のことです。
つまり、ここでは君主にも「逆鱗」怒りのスイッチがあるが、その逆鱗に触れなければ説得が上手くいくと言っています。
君主は目上の人です。
というわけで「逆鱗に触れる」というのは、本来目上の人を怒らせる時だけに使う言葉です。
前回の問題

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