
元々の意味が「鳥に関係」するのは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
5月10日から、野鳥を大切にと呼びかける愛鳥週間(5/10~5/16)が始まっています。
動物言語学者の鈴木俊貴さんによると、四十雀(しじゅうから)は鳴き声を言葉として使ったり、それを組み合わせて文章を作ったり、さらに翼でジェスチャーをしていることまでわかってきました。
そのジェスチャーとは、翼を小刻みに震わせる動作だそうです。
四十雀は一夫一妻の鳥で子育ても夫婦が協力するのですが、エサをひなに運ぶとき巣箱の入り口が狭いので「お先にどうぞ」という意味で羽を震わせるそうです。
今日は、元々の意味が「鳥に関係」する言葉はどれかという問題です。
元々の意味が「鳥に関係」するのは?
青 -ふるまう
赤 -もてなす
緑 -ぜひラストで出演を
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ことば検定 答え
青 -ふるまう
<今日の緑のボケ> 「とりにかんけい」ではなく「トリに歓迎」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
「ふるまう」と「もてなす」に共通する意味は「ごちそうする」です。
「ふるまう」に「ごちそうする」の意味ができたのは鎌倉時代からでした。
その前は、ある動作をしたり態度をとったりする意味で「ふるまう」は使われていました。
馴れ馴れしく振る舞うなどの使い方です。
語源は「翔」という字が関係しているとされています。
この「翔」という字は、平安時代に作られた漢和辞書でひくと読み仮名が「ふるまう」と書いています。
「ふるまう」の元の意味は、鳥がのびのびと羽を動かして飛び回ることだとされています。
漢字だと、今は「振る舞う」と書きますよ。
その後、これを人間に当てはめ、自分の意思に基づき行動をとることを「振る舞う」というようになったと考えられています。
さらに、格式ばった行動をとるという場合も「振る舞う」というようになり、そうした格式にのっとった人付き合いは、接待が付きものであることから「ごちそうする」という意味も生まれたと考えられています。
前回の問題

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