
「タキシード」名前の由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょう3月2日は、日付の語呂合わせで「スーツを仕立てる日」です。
男性の礼服の一つに「モーニング」と呼ばれるものがあります。
なぜモーニングなのか名前の由来は、その名の通り朝着るものだったからです。
その「モーニング」の名前が生まれたのは、19世紀ヨーロッパで当時の貴族や上流階級は、朝の散歩や朝に知人を訪ねる時にこの服を着たそうです。
「モーニング・ウォーキング・コート」"朝の散歩服"と呼ばれていたのです。
この名残りが、今でも原則 昼間着用するというルールになっています。
一方、夜に着る男性の礼服は「タキシード」ですが、今日はこの「タキシード」の名前の由来は何かという問題です。
「タキシード」名前の由来は?
青 -生地
赤 -別荘地
緑 -車 手配する?
「ことば検定」の解答を速報しています |
ことば検定 答え
赤 -別荘地
<今日の緑のボケ> 「タキシード」ではなく「タクシーどう?」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
「タキシード」は他にも呼び方があり、「ディナー・ジャケット」あるいは「スモーキング」と呼ばれることもあります。
なぜ「スモーキング」なのかというと、実は元々たばこを吸うための服だったからです。
「タキシード」の原型が生まれたのは、19世紀のイギリスです。
当時の晩さん会では、食事が終わってタバコを吸う際に、燕尾服から部屋着へと着替えていました。
部屋着であればリラックスできるという理由から着替えたようです。
そして、この部屋着がタキシード原型で「スモーキング・ジャケット」と呼ばれていました。
その後、一人のアメリカ人がこの「スモーキング・ジャケット」を、アメリカの社交クラブで着用したそうです。
礼服を着る場面で部屋着を着たのですから、なかなかの勇気でしたが、他の男性陣も自分たちが着ていた燕尾服よりも気軽でいいとこの「スモーキング・ジャケット」を新たな礼装として着るようになったのです。
そして、この社交クラブはタキシードパークという名前の別荘地にありました。
そこから舞踏会の新たな礼装は「タキシード」と呼ばれるようになり、この名前が広がっていたというわけです。
前回の問題

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