
「最後の審判」加筆した弟子についたあだ名は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょう2月18日は、1564年にイタリアの芸術家・ミケランジェロが亡くなった日です。
彫刻、絵画、建築とルネッサンス期に大活躍しました。
ローマにある世界で一番小さい国バチカン市国のシスティーナ礼拝堂の壁に、ミケランジェロが描いたのが「最後の審判」です。
中央にはキリストが描かれ、審判の日を迎えて復活した人類を天国と地獄に振り分けるそんなシーンを描いています。
この作品は、完成後に弟子によって一部を描き加えられています。
その弟子には、後にあだ名がついたのですが、どんなあだ名だったかという問題です。
「最後の審判」加筆した弟子についたあだ名は?
青 -ふんどし画家
赤 -筋骨隆々画家
緑 -金利は出た目で決定
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ことば検定 答え
青 -ふんどし画家
<今日の緑のボケ> 「さいごのしんぱん」ではなく「さいころ信販」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
ミケランジェロは「最後の審判」に描かれた地獄の番人ミノスの顔を、自分の絵を批判した人物に似せて描いたそうです。
神聖な礼拝所にふさわしくないと言われて、仕返しをしたのです。
ただ当時、同じように批判する声は少なくはありませんでした。
あまりにも生々しい肉体表現が問題になってしまったのです。
西洋絵画でよく見る気もするのですが、なぜ問題なのか?
これには時代背景が関係しています。
当時、プロテスタントとカトリックの宗教対立の真っ只中で、カトリックがより厳格・潔癖なものに立ち返ろうとする時期でした。
こうしたことから、裸体は不謹慎だとされてしまったのです。
一時は撤去することさえ考えられたそうですが、腰布を書き加えるという解決策がとられました。
作業を命じられ、40カ所以上も加筆した画家は「ふんどし画家」と揶揄されてしまいました。
前回の問題
□ アフガニスタンで日本が人材育成をした職業は?
【お天気検定】
□ 「土浦魚市場食堂」毎週土曜日の行列イベントは?
【エンタメ検定】
□ 鈴木京香 昭和にタイムスリップしてやりたいことは?

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