「ため口」由来は?【ことば検定スマート】
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「ため口」由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

 

*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
*解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。

 

 

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ことば検定 問題 

 

きょう1月13日(1月の第2月曜日)は成人の日です。

「じゃっかん二十歳」という時の「じゃっかん」は漢字で「弱冠」と書きます。
古代中国で男子の二十歳を弱といい、元服して冠をかぶったことから、男子の二十歳を指す言葉として生まれました。
その後は二十歳に限らず、歳が若いことを指す時にも使われるようになりました。
大人ならきちんと使いたいのは敬語ですが、でも成人式なら相手は同級生ですから、「ため口」で会話します。
そこで今日は「ため口」の由来に関係するとされるのはどれかという問題です。

 

「ため口」由来は?

   -祭り
   -賭け事
   -常に文句

 

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ことば検定 答え

   -賭け事

 

 

<今日の緑のボケ>
「ためぐち」ではなく「溜めん愚痴」

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

「ため口」は同級生などに使えますが、例えば「〇〇っす」という話し方もあります。
これは、近しい年上の人に使えます。
実は、これは広辞苑にも載っている言葉で "「何々です」を崩した俗な言い方"と説明されています。

そして「ため口」も広辞苑に載っていて、"相手と対等の立場でものを言うこと"とあります。
「ため年」というと"同い年"という意味ですが
、「ため」に"同じ・対等"という意味があります。

これは1960年代に不良少年の隠語として使われ、70年代以降 若者の間で広まりました。
「ため」は賭博用語で"同じ目・ぞろ目"に由来するとされています。
これが転じて、"五分五分"の意味になり、"同等・台頭"を表すようになったと言われています。

 

 

 

前回の問題

-これまで出題されたことば検定-

 

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