「山吹色」が指すものは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょう1月6日は、日付を「いろ」と読んで「カラーの日」です。
半分の色と書いて「半色(はしたいろ)」という色があります。
濃い紫と薄い紫を半分ずつ混ぜたような色です。
濃い紫と薄い紫は、飛鳥時代に冠位十二階で一番上とその下の地位の役人が使う色でした。
「半色(はしたいろ)」という名前は平安時代から使われ、その頃は濃い紫が「禁色(きんじき)」の一つになっていました。
「禁色」は一般に使うことを禁じられた色ですが、天皇や皇族などが使う事が出来ました。
そして「半色」と名前を付けて禁色ではないから、誰でも使えるとアピールしたのかもしれないです。
今日は「山吹色」が指す意味で、正しいものはどれかという問題です。
「山吹色」が指すものは?
青 -将軍
赤 -小判
緑 -嫌いな銃 挙げてけ
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ことば検定 答え
赤 -小判
<今日の緑のボケ> 「やまぶきいろ」ではなく「やな武器 言おう」 |
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ことば検定 解説
きょうの解説
源氏物語で主人公の光源氏は、複数の女性と恋をしましたが、それぞれの女性にその人に合う色の着物を贈ったことがありました。
その中でも玉鬘(たまかずら)という貴公子たちの憧れの的となるような女性には、赤と山吹色の着物が贈られました。
山吹色は、山吹の花をイメージした鮮やかな色です。
そして、この山吹色は、江戸時代が別のものを象徴する言葉としても使われるようになりました。
山吹色のお菓子と言えば、賄賂のことだったのです。
前回の問題
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