「耳を洗う」の意味は?【ことば検定スマート】
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「耳を洗う」の意味は?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。

 

 

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ことば検定 問題 

 

きょう10月3日は「洗浄の日」です。
数字の1000は"10の3乗"なので、10と3で「洗浄」なんだそうです。

「洗浄」といえば、悪い行いをやめることを「足を洗う」と言います。
由来は、仏教というのが有力です。
裸足で修業した僧侶がお寺に入る際に、足を洗って煩悩を払い落としたことから、悪行や好ましくない職業などから退くことを「足を洗う」というようになったようです。

そういう「足を洗う」という言葉がある一方で、「耳を洗う」という言葉もあります。
今日は、その「耳を洗う」の意味は何かという問題です。

 

「耳を洗う」の意味は?

   -説教を聞く
   -俗事を避ける
   -私を見てゲラゲラ

 

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ことば検定 答え

   -俗事を避ける

 

 

 

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

「耳を洗う」は、「流れに耳を洗う」という場合もあります。
この流れは、川の流れのことです。
では、なぜ川で耳を洗うことになったのか?
それは、古代中国の歴史書「史記」に出てきます。

 

あるとき皇帝が、許由(きょゆう)という人物に、皇帝の座を譲ろうと考えました。
ところが、その話を聞いた許由は、箕山(きざん)という山に隠れてしまいます。
そこで皇帝が、もう一度許由を呼び出すのですが、今度は川に耳を洗いに行ってしまうのです。

 

許由は、こんな行動をとった理由は、皇帝の座といった世俗的な成功には全く興味がなかったからです。
許由は伝説上の賢人で、世を逃れてひっそりと暮らす人の典型として、よく絵画の題材にもなっています。
許由にとって、皇帝の座を譲るという話は汚らわしい話で、そんな話を聞いてしまった耳を川で清めたというエピソードなのです。
ここから、世俗的な成功など俗事を避けることを「耳を洗う」と言うようになりました。

 

 

 

前回の問題

-これまで出題されたことば検定-

 

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