「幕府」元々の意味は? 【ことば検定スマート】
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「幕府」元々の意味は?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。

 

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ことば検定 問題 

 

今日4月17日は、75歳で徳川家康が亡くなった日です。
健康オタクだったと言われ、この時代にしては長寿でした。
本当に健康に気を遣って、また戦国の世を生き延びた運もあったのでしょう。

家康は、織田信長や豊臣秀吉と比べられることも多いのですが、この2人が得ていない地位・征夷大将軍を得ています。
元々は、蝦夷を征伐する最高司令官に与えられる地位でしたが、源頼朝がこの地位に就いてからは、武家政治を行う者に与えられるようになり、こうして開かれたのが鎌倉幕府です。

その後、日本に幕府はあと二つ「室町幕府」「江戸幕府」と出来ました。
というわけで、その「幕府」の元々の意味は何かという問題です。

 

「幕府」元々の意味は?

   -甲冑(かっちゅう)
   -軍営
   -夢喰い動物 プイッ

 

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ことば検定 答え

   -軍営

 

 

 

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

武家政権を指す言葉として「幕府」というようになったのは、なんと幕末から明治になってからです。
鎌倉幕府も、江戸幕府も、当人たちは幕府が成立したと思っていなかったのです。

では、鎌倉時代に「幕府」といえば何のことだったのか、当時編さんされた歴史書「吾妻鏡」にはこんな場面で出てきます。
"火事で燃えた幕府を造り直した"
"幕府に御家人があいさつに来た"
これを踏まえると、「幕府」
は建物であることがわかります。

そして、御家人があいさつに来るということは、御家人より地位が上の人の家ということにもなります。
「幕府」は、将軍の家、あるいは将軍がいるところを指す言葉です。

そして今日の答え「軍営」は、そのもっと前にこの言葉が中国で使われていた頃の意味です。
元々は、戦のとき将軍がいる場所を指していたのです。
そこでは幕を張って陣を構えていたことから、こう呼ばれていました。

 

 

 

前回の問題

-これまで出題されたことば検定-

 

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