「点字」の元になったものは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
今日3月18日は「点字ブロックの日」です。
目の不自由な人のために、道路に設置されるブロックのことです。
世界で初めて設置された日にちなんでいます。
設置されたのは岡山で、昭和42年に盲学校のそばにある交差点に設置されました。
ここから世界に広まって、今ではなんと150カ国以上に設置されているそうです。
そして、線が並んでいるタイプと点が並んでいるタイプもあります。
線が並んでいるタイプは線の方向に沿って進むという意味で、点が並んでいるタイプはもうすぐ交差点とか道の分かれ目とか注意という意味だそうです。
一方、手で触って読み取る点字もあります。
今日は、その点字の元になったものは何かという問題です。
「点字」の元になったものは?
青 -信号機
赤 -軍の暗号
緑 -空を見つめる
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ことば検定 答え
赤 -軍の暗号
ことば検定 解説
きょうの解説
「点字」を英語で言うと「ブレイル(braille)」、フランス語読みすると「ブライユ」で、6点式の点字を考案したルイ・ブライユという人の名前にちなんでいます。
彼は、パリの盲学校で文字を浮き彫りにした本を使って学んでいたのですが、これだと読むのに非常に時間がかかってしまうということで、そんな時、盲学校に12点式の点字の売り込みでありました。
12点もあると指先からはみ出してしまって、結局早くは読めませんでした。
ただ、それを踏まえて改良して、6点式の点字を生み出しました。
売り込んだのはシャルル・バルビエというフランス人で、彼はもともとこの点字に「夜の文字」と名付けました。
彼は元軍人でナポレオンの砲兵大尉をしていた時、夜の戦場でも触って読むことができる暗号文字として考案したのです。
前回の問題
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