「泰山北斗」の意味は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
今日3月13日は、昭和63年に青森と函館を結ぶ青函トンネルが開通した日です。
イギリスとフランスの間のドーバー海峡にも海底トンネルがありますが、長いのは青函トンネルです。
海峡の幅としては、ドーバー海峡の方が広く、対岸までの距離は長いのですが、トンネルとしては青函トンネルの方が長いのです。
このトンネルが開通したおかげで、津軽海峡がどんなに荒れていても渡れるようになりました。
この時、トンネル開業に合わせて誕生したのが寝台列車「北斗星」です。
「北斗星」の名前は公募で決まったのですが、1位は「北海」で、「北斗星」はなんと108位だったそうです。
今日は「北斗星」の北斗が入った言葉から、「泰山北斗」はどんな意味かという問題です。
「泰山北斗」の意味は?
青 -仰ぎ尊ばれる人
赤 -将来有望な若者
緑 -一緒に逃げよう
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ことば検定 答え
青 -仰ぎ尊ばれる人
ことば検定 解説
きょうの解説
「泰山北斗」の北斗は北斗七星のことです。
古くから方位や時刻を測定する星として知られています。
泰山は、中国に実際にある山のことで、古くから信仰の対象となっていました。
皇帝が国家統一を、天に報告する「封禅」という儀式が行われた場所でもあります。
「泰山北斗」という言葉は、「泰山」という山の名前と「北斗七星」を組み合わせた言葉で、中国の歴史書に出てきます。
「之を仰ぐことを泰山北斗の如しという」
之(これ)というのは韓愈という詩人を指しています。
「泰山」も「北斗七星」も、最も優れたものとして仰ぎ見られていたことから、その道で最も良い仰ぎ尊ばれる人のことを言うようになりました。
前回の問題
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