「めでたい」の由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
今日から、年賀状の引き受けが始まりました。
その年賀状ですが、この表現どこを直したほうがいいと思いますか?
「新年明けましておめでとうございます」
直し方は簡単で「新年」が不要です。
あるいは「新年おめでとうございます」とします。
この「明ける」という動詞の意味として、"年があらたまる・終わる"という意味がありますから、「新年明けまして」だと始まったばかりの新年がもう終わった・あらたまったことになるのです。
今日は「おめでとう」という言葉にちなんで「めでたい」の由来は何かという問題です。
「めでたい」の由来は?
青 -芽が出る
赤 -愛する
緑 -労働者の祭典とです
「ことば検定」の解答を速報しています |
ことば検定 答え
赤 -愛する
ことば検定 解説
きょうの解説
「めでたい」は、平安時代初期に成立した竹取物語にこんなふうに出て来ます。
「かぐや姫、かたちの世に似ず めでたきことを、帝(みかど) 聞こしめして」
かぐや姫の容姿が世に類がないほど、美しいと帝(みかど)がお聞きなさってという意味です。
「めでたい」は「めで/いたし」が短くなった言葉です。
この「め」は「愛(め)づ」という動詞が"愛する・ほめる"という意味で、一方の「いたし」の方は"甚だしい"という意味です。
つまり、「褒めたたえることが甚だしい」 大変心惹かれ愛する気持ちになっているというのが「めでたい」という言葉のもともとの意味だったのです。
前回の問題
ここを素早く見つけるコツで~す
①「見聞録 KENBUNROKU」をブックマーク
② Googleなどの検索エンジンで「クイズの文章」で検索する
*クイズ文の前後に見聞録と入れると見つかりやすくなるかもしれません
(注) 当ブログを転載している海外スパムサイトにご注意ください
今月のプレゼントと応募方法