ノーベル平和賞 創設に影響を与えた人物とは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
日本人がノーベル賞で最も多く受賞しているのは、ノーベル物理学賞です。
日本で初めて受賞した湯川秀樹さんを皮切りに、これまで10人の日本人が受賞しています。
一方で、日本人受賞者がこれまで一人だけの部門が、ノーベル平和賞です。
非核三原則を提唱した日本の元首相 佐藤栄作さんで、1974年に受賞にされました。
ノーベルが平和賞を設けた背景には、ある人との深い親交があったのですが、それはどんな人物だったかという問題です。
ノーベル平和賞 創設に影響を与えた人物とは?
青 -軍人
赤 -秘書
緑 -父
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ことば検定 答え
赤 -秘書
ことば検定 解説
きょうの解説
ノーベルが大富豪になった理由は、ダイナマイトを作ったからです。
ダイナマイトは、トンネル工事の効率を上げるのに利用されましたが、どうしても人を傷つけてしまうような使い方もあります。
爆薬として、戦争の武器にも使われました。
開発者としては、複雑な気持ちだったかもしれません。
そんな頃、ノーベルより10歳年下の女性で、のちにノーベル平和賞を受賞したベルタ・ズットナーと出会いました。
ズットナーは、さまざまな平和活動を行ない、戦争の悲惨さを訴える「武器を捨てよ」という小説で受賞しました。
ノーベルと出会ったのは、まだ平和運動に目覚める前で、ズットナーが新聞の求人広告に応募したことがきっかけだったそうです。
ノーベルの秘書として、ズットナーが応募してきたのです。
秘書として働いたのはわずかな時間でしたが、2人は将来にわたって交流しました。
ダイナマイトという武器で成功したノーベルと、「武器を捨てよ」という本で有名になったズットナー。
全く逆の考えを持っていたように見えますが、実は2人はどうやって平和を実現するか何度も議論した間柄で、ズットナーの平和運動にノーベルは何度も資金提供していました。
前回の問題
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