「赤ゲット」の意味は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
きょう11月20日は、明治20年に日本で初めて毛布が出来たことから、「毛布の日」です。
英語で「フートン(futon)」といえば日本の「敷き布団」を意味する他に、「ソファーベッド」も指すことがあるようです。
朝になると、どちらも畳んでしまうことが同じです。
ソファーベットも、日中はマットレス部分を畳んで、ソファーとして使えます。
こうした通常のベッドとは違う機能を区別して言うため、ソファーベッドを「フートン(futon)」と呼ぶようになったのではないかと考えられています。
そして、毛布のことは明治時代に「赤ゲット」と呼んでいたのですが、「赤ゲット」には、その後 別の意味が生まれました。
そこで、今日はその意味とは何かという問題です。
「赤ゲット」の意味は?
青 -おのぼりさん
赤 -気取り屋
緑 -日差しから避難
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ことば検定 答え
青 -おのぼりさん
ことば検定 解説
きょうの解説
明治の初めに毛布のことを「赤ゲット」と呼ぶようになったのですが、この「ゲット」とは、毛布の英語「ブランケット」の略でした。
当時、なぜか赤い毛布ばかりが輸入されていたことから、「赤ゲット」と呼ばれるようになったとみられています。
この言葉は、夏目漱石の「吾輩は猫である」にも登場していて、「赤毛布」と書いて「あかゲット」とルビをふっています。
「赤毛布を頭から被ってね」とあり、これは寝るときではなく、外出するときの防寒用だったのです。
明治時代の新橋駅を描いた絵を見てみると、「赤ゲット」を羽織っている男性がいます。
掲示板に近づく様子が、ちょっと都会に慣れていないようにも見えます。
田舎から出てくる人が「赤ゲット」を羽織っていることが多く、そうした人を都会の人が都会見物の田舎者「おのぼりさん」の意味で「赤ゲット」と呼んだようです。
前回の問題
□ アルトマン氏 最初の会社で提供していたのは?
【お天気検定】
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【エンタメ検定】
□ 中条あやみ イギリス在住の祖母との思い出の味は?
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