「水戸黄門」の"黄門" 何を指していた?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
きょう11月13日は、「茨城県民の日」です。
茨城県の名前は、茨(いばら)で城を築いたことに由来します。
その茨城で、これから旬を迎える魚がアンコウです。
「西のフグ 東のアンコウ」と言われる高級魚です。
アンコウは、ほとんど捨てるところがない魚だと言われています。
肝は「海のフォアグラ」と呼ばれ、濃厚な味で ぷりぷりの肉質で 上品な淡泊な味が大人気です。
そんなアンコウは、江戸時代 に水戸から将軍に献上されたのですが、その水戸藩の二代目藩主といえば水戸黄門として知られる徳川光圀公です。
今日は、その「水戸黄門」の"黄門"とは何を指していたかという問題です。
「水戸黄門」の"黄門" 何を指していた?
青 -身分
赤 -印籠
緑 -肉、早く来い
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ことば検定 答え
青 -身分
ことば検定 解説
きょうの解説
時代劇の「水戸黄門」は、黄門様が必ず悪い者を成敗して助けてくれるのですが、徳川光圀自身はというと、実は10代の一時期ヤンチャばかりしていたこともあったようですが、藩主としては、弱きを助ける優しいお殿様だったようです。
時代劇だと「この紋所が目に入らぬか」という有名なシーンがあります。
「紋所」というのは、印籠にある家紋のことを指します。
水戸徳川家は御三家のひとつで、葵の御紋を使うことができたのです。
そして、水戸徳川家は朝廷の官位でいうと、最高位が「中納言」と決まっていて、光圀も中納言の位にありました。
その「中納言」は、中国の呼び名だと「黄門」です。
つまり、「水戸黄門」とは"水戸の中納言" という意味だったのです。
前回の問題
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