「命の洗濯」意味は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
きょう10月19日は「洗濯を楽しむ日」です。
今は洗濯機で洗うと思いますが、洗濯機が発明される前は「洗濯板」で洗っていました。
結構、歴史がありそうで江戸時代からあったように思われますが、意外と新しく普及したのは大正時代です。
そもそも「洗濯板」は、欧米の文化を象徴するもので、舶来品でした。
ということで、今日は洗濯のつく言葉から「命の洗濯」とは、どんな意味かという問題です。
「命の洗濯」意味は?
青 -健康に気を遣う
赤 -思い存分楽しむ
緑 -伊胃い医井イ
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ことば検定 答え
赤 -思い存分楽しむ
ことば検定 解説
きょうの解説
この「命の洗濯」という言葉は、意外と古くて江戸時代には既に使われていました。
当時の辞書には、こう解説されています。
「久しぶりに魚の美味しいのを食べたときにこう言う」という説明です。
こちらは井原西鶴の「好色一代男」の一節です。
「さて今日よりは 色里の衣装かさね、これをみる事 命のせんだく」
昔は「せんだく」と濁って発音したようです。
「色里」というのは遊郭のことで、「衣装かさね」は遊女たちが自分の着物や持ち物を飾り立て、競い合うように見せる行事で、とても華やかなものだったようです。
この行事を見るのが「命の洗濯だ」と主人公が言ってるのです。
主人公は7歳で恋をし、好色の世界に生きた男です。
「命の洗濯」とは、"日頃の苦労から解放されて寿命が延びるほど思う存分楽しむこと"という意味です。
前回の問題
□ 反乱軍を指導したイギリス英将校・ロレンス 元の職業は?
【お天気検定】
□ 国営ひたち海浜公園のコキア、いつ植える?
【エンタメ検定】
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