「羽田空港」から出発した最初の客は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
きょうは7月24日、この時期 京都の下鴨神社で行われているのが「御手洗祭」です。
川に膝まで浸かって、無病息災を祈るのが「御手洗祭」です。
湧き水ですから夏でもとても冷たく、暑い京都で人気の行事だそうですよ。
この時期、泊りがけで避暑地に行く方も多いかもしれませんが、そんな過ごし方は明治時代に欧米人が広げたと言われています。
避暑地として知られる日光や軽井沢にはある共通点がありました。
鉄道の開通で旅行に行きやすくなったということでした。
そして、さらに遠くまで旅行に行けるようになった手段が飛行機ですが、今日は羽田空港から出発した最初のお客さんは?という問題です。
「羽田空港」から出発した最初の客は?
青 -トキ
赤 -鈴虫
緑 -杏仁豆富実が弾ける
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ことば検定 答え
赤 -鈴虫
ことば検定 解説
きょうの解説
羽田空港 初便は中国・大連へ
羽田空港が出来たのは昭和6年です。
記念すべき第1便は、中国 大連へ向かいました。
当時は日本が統治していて、定員6人のプロペラ機で朝7時半に飛び立って、大阪 福岡 ソウルを経由して翌日到着するというフライトだったそうです。
羽田空港 初便の乗客は「鈴虫と松虫」
今日の正解の「鈴虫」は日本人を癒やすという大事な使命を負っていました。
実は、最初の乗客は「鈴虫」と「松虫」合計6000匹でした。
大連のカフェが、日本人向けの演出をするために取り寄せたそうです。
このフライトの片道運賃は、当時の総理大臣の給料2ヶ月分よりも高くて、チケット売れなかったのです。
ただ、せっかくの初飛行を乗客なしというわけにもいかず、探し出したのが虫のお客さんだったという事情があったようです。
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