「紙おむつ」誕生のきっかけは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
きょうは7月12日、毎月12日は1(いく)2(じ)の語呂合わせで「育児の日」です。
ちなみに、毎月19日を「育児の日」としているところもあるようです。
とはいえ、育児は休みがありませんから、子供がいる人にとっては毎日が育児の日です。
そして、赤ちゃんのお世話と言えば、おむつ替えがあります。
おむつの語源は、平安時代から赤ちゃんの肌着を指す言葉として使われていた「むつき」が語源です。
そして、「むつき」の丁寧語である「おむつき」から「き」が略されて「おむつ」になったといわれています。
そして今日の問題は、その「おむつ」について紙おむつ誕生のきっかけは何かという問題です。
「紙おむつ」誕生のきっかけは?
青 -経済封鎖
赤 -ベビーブーム
緑 -天才赤ちゃん
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ことば検定 答え
青 -経済封鎖
ことば検定 解説
きょうの解説
世界初の紙おむつが生まれた背景
世界初の紙おむつは、1940年代半ばに生まれました。
当時、世界の状況は第二次世界大戦が起こっていました。
そんな最中に、ヨーロッパの国で紙おむつは生まれました。
スウェーデンでは、当時すでに妊娠や出産を理由に解雇してはならないとか、出産休暇などが整備されていました。
小さな国なので、少子化対策に早くから取り組んでいたようなんです。
紙おむつ誕生のきっかけ
そんなスウェーデンは、第二次世界大戦では中立の立場を取っていました。
ただ、ドイツからは協力要請という圧力がかけられていました。
これが紙おむつ誕生のきっかけになりました。
ドイツは経済封鎖、つまり貿易制限をかけてきたのです。
当時、スウェーデンでは布おむつに必要な綿花を輸入していたのですが。これが難しくなり、そこで政府をあげて紙おむつの生産に取り組むことになりました。
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