「カニカマ」誕生のきっかけは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
今日もカニの話をします。
最近の「カニカマ」は本物と見間違うくらい良くできています。
そんな「カニカマ」ですが、生まれたきっかけは何かという問題です。
「カニカマ」誕生のきっかけは?
青 -ふかひれ
赤 -クラゲ
緑 -車で待ってるよ
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ことば検定 答え
赤 -クラゲ
ことば検定 解説
きょうの解説
「カニカマ」は魚のすり身
「カニカマ」は魚のすり身から出来ています。
カニの肉が入ってないことが多く、カニエキスと呼ばれる殻や身などから抽出したものが入っていて、カニの風味が再現されています。
「カニカマ」は、1972年にカニの身をほぐしたような商品が販売されたのが最初です。
きっかけはひょんなことでした。
1960年代後半、中国との貿易が滞って、それまで輸入していたクラゲが困難になったことがあったのです。
そこで、そのクラゲを人工的に作ろうとした結果、「カニカマ」誕生につながったのです。
人工クラゲの失敗作が「カニカマ」
実は、クラゲの失敗作が「カニカマ」になったそうです。
当時出来上がった人工クラゲは、本物を目指してこだわったコリコリとした食感が、醤油を付けるとへにゃとなってしまうという点で失敗作だったそうです。
しかし、それを刻んで食べてみると食感がカニそっくりだと言うことで誕生したのが「カニカマ」だったそうです。
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