「シャーロック・ホームズ」モデルは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
きょう5月22日は、1859年に推理作家コナン・ドイルが生まれた日です。
ドイルが生み出した世界一有名な探偵といえば、シャーロック・ホームズです。
最初に発表されたのは1887(明治20)年、このときドイルは医者の仕事に就いていました。
60編まで続いたシリーズですが、実は途中でホームズが滝つぼに落ちて死んでしまうという回があるのです。
どうやって、そのあとシリーズを続けたと思いますか?
滝の断崖の上で犯人ともみ合っていたホームズは、実は日本の格闘技の心得があってうまくすり抜け、生きていたということで話を続けたのです。
実は、このときドイルはシリーズは終わらせようと考えていたようです。
しかし、あまりにも読者の要望が強くて、ちょっと無理に復活させたようです。
そんな人気作品となったシャーロック・ホームズですが、ある人物をモデルにしたとドイルが話しています。
今日はそれは誰かという問題です。
「シャーロック・ホームズ」モデルは?
青 -医師の先輩
赤 -実在の私立探偵
緑 -司法試験レベル驚嘆
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ことば検定 答え
青 -医師の先輩
ことば検定 解説
きょうの解説
ホームズのモデルとなった人物の口癖
まずは、初めてホームズがワトソンに会うシーンをご紹介します。
ホームズは、ひと目会うなり「アフガニスタンからお帰りになりましたね」と知らないはずのことを言い当てたのです。
なぜわかったと思いますか?
日焼けの様子や、顔のやつれ具合、腕を負傷していることなど、一瞬で観察し瞬時に推理したと説明しています。
これは、ホームズのモデルとなった人物の口癖「ただ見るだけではなく、観察せよ」を実践している行動なのです。
ドイル自身が実際に言われた言葉だそうです。
ホームズのモデルは外科医ベル博士
モデルは外科医のベル博士だと明かしています。
ベル博士は、並み外れた観察力と推理力により、患者をひと目見ただけで、経歴や職業を言い当てたそうです。
ドイルは助手として、その診療の様子を間近で見ていました。
もし、この人が探偵だったらと考え、ホームズのキャラクターを生み出したのです。
前回の問題
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