「イグアノドン」、ドンの由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
きょう4月17日は「恐竜の日」です。
1922(大正11)年の今日、アメリカの探検隊が、ゴビ砂漠に向け北京を出発した日だそうです。
ゴビ砂漠からは、恐竜の化石がたくさん見つかっていて、去年は恐竜の足跡の化石が見つかりました。
その足跡は、植物食恐竜のティタノサウルス類で体長25mもあったとみられています。
この近くからは、3本の指を持ったハドロサウルス類の足跡も見つかっています。
そして一方、日本でも去年和歌山で「イグアノドン」の化石を見つかりました。
今日は「イグアノドン」のドンの由来は何かという問題です。
「イグアノドン」、ドンの由来は?
青 -歯
赤 -暴君
緑 -鮭の子がボス
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ことば検定 答え
青 -歯
ことば検定 解説
きょうの解説
恐竜に名前は
新種の恐竜に名前を付けるときは、その化石の特徴や発見場所・時代などを入れることが多いそうです。
例えば、福井県にちなみ「フクイサウルス」と名付けられたものもあります。
「サウルス」はラテン語で "トカゲ" という意味です。
では「イグアノドン」の「イグアノ」の部分は、「イグアナ」から来ています。
残りの「ドン」は何のことでしょうか?
「ドン」と付く恐竜の名前
「ドン」と付くのは他にもたくさんあります。
例えば、大型の翼竜の「プテラノドン」、あるいはかつて生きていた巨大なサメ「メガロドン」など。
「ドン」は、ギリシャ語で "歯"を意味します。
「イグアノドン」の発見された歯の化石が、「イグアナ」に似ていたのでこう名付けられました。
「メガロドン」のメガロは"巨大な"で、「巨大な歯」という意味です。
「プテラノドン」には歯が無くて、プテラとは"翼"のことで、ノは否定の意味です。
ですから、翼はあるけど、歯は無いという名前です。
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