「黒板」名前の由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
昨日に続いて、学校の話です。
明治の初め、文部省が学校の物の中で欠かすことができないものと評したものがあったそうです。
それは黒板で、大工にカンナ 外科にメスが欠かせないのと同じだと、黒板の普及を呼びかけたそうです。
学校の黒板は、基本的には西側の壁に作ることが多いそうです。
その理由というのが、右利きの生徒が多いため、南から日差しが入ってきても手元が影にならないように、生徒が西を向くように配置されているそうです。
黒板は濃い緑色のイメージを持っている人が多いと思いますが、でも黒い板と書きます。
そこで、今日は「黒板」という名前の由来で正しいものはどれかという問題です。
「黒板」名前の由来は?
青 -英語の直訳
赤 -英語の聞き間違い
緑 -昔のテレビの直し方
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ことば検定 答え
青 -英語の直訳
ことば検定 解説
きょうの解説
「グレーの黒板」も登場
皆さんは、グレーの黒板を見たことがありますか?
最近、グレーの黒板を学校でも取り入れているところもあるそうです。
緑の黒板に赤いチョークで書くと見えにくいという生徒も、グレーなら見やすいそうです。
日本初の「黒板」の登場
黒板が日本で最初に使われたのは、明治時代です。
お雇い外国人のスコット先生だったと言われています。
アメリカの学校の授業を、そっくりそのまま再現する方法で授業の進め方を教えたそうです。
そこで、黒板も使われたようです。
黒板の英語「ブラックボード(black board)」
このときスコット先生は、黒板のことを英語で「ブラックボード(black board)」と呼んでいました。
当時の黒板は、木の板に黒い塗料を塗ったものでしたから名前として違和感はなく、直訳した黒板が日本語として定着したようです。
その後、黒だと反射して見えにくいという理由などで、緑に変わったようです。
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