「ブライダル」、由来に関係するのは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
きょう3月14日は、日本で初めて国際結婚の法律が成立した日です。
明治6年のことで、新時代が始まってすぐのことでした。
国際結婚第1号は、長州藩からイギリスに留学し、そこでイギリス人女性と出会った南貞助という人で、高杉晋作をいとこだそうです。
そして、5000円札の肖像画にもなったことがある新渡戸稲造も、留学をきっかけに国際結婚しました。
新渡戸は、アメリカ留学中に奥さんとなるメリーさんと出会いました。
ただこの時代ですから、両方の親から反対されたそうですが、それでも2人の意志が揺らぐことはなく結婚し、その後は幸せな結婚生活を送られたようです。
今日は結婚に関する言葉から「ブライダル」という言葉の由来に関係するものはどれかという問題です。
「ブライダル」、由来に関係するのは?
青 -シャンパン
赤 -ビール
緑 -会議イヤだな~
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ことば検定 答え
赤 -ビール
ことば検定 解説
きょうの解説
「ブライダル」は11世紀にイギリスで出来たとても古い単語で、元々は「ブリーデアロ(brydealo)」と呼ばれていたようです。
「ブリード(bryd)」と「エアロ(ealo)」という二つの言葉から出来ています。
「ブリード(bryd)」は、今の英語だと「ブライド(bride)」で、「ジューンブライド」といえば6月の花嫁ですから、「ブリード(bryd)」の意味は「花嫁」です。
そして、今日の正解は後半の「エアロ(ealo)」の意味ですが、今では「エール(alo)」と呼ばれています。
「エール(alo)」は、イギリスの伝統的なビールのことです。
「ブライダル」は、花嫁とビールが組み合わさった言葉です。
ここでいうビールとは、結婚のお祝いの席を象徴しているそうです。
その後「ブライダル」は "結婚式のごちそう" を指す言葉にもなりました。
今では「結婚式」という意味で使われます。
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