「温泉まんじゅう」広まるきっかけになった人は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
今日も温泉についてお話していきます。
温泉旅行の楽しみといったら、人それぞれあります。
その中で、お風呂上がりの「温泉まんじゅう」が楽しみという人も少なくないです。
やっぱりお風呂入ったあとは、甘いものが欲しくなりますよね。
「温泉まんじゅう」は、今やお土産の定番中の定番ですが、全国的に知られるようになったのは、昭和初期のことです。
意外と歴史は新しいんんです。
これには、実はあるきっかけがあったというのですが、今日は「温泉まんじゅう」が広まるきっかけとなった人物は誰かという問題です。
「温泉まんじゅう」広まるきっかけになった人は?
青 -昭和天皇
赤 -北大路魯山人
緑 -大金を焼く
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ことば検定 答え
青 -昭和天皇
ことば検定 解説
きょうの解説
「温泉まんじゅう」発祥の地
「温泉まんじゅう」は、群馬県・伊香保温泉が発祥というのが定説です。
発祥の店とされるのが、明治43年創業の勝月堂で、伊香保温泉の土産物にということで、皮が茶色い「湯乃花まんじゅう」を売り出したそうです。
皮を茶色にしたのは、伊香保の湯は鉄分が多く、空気に触れると黄金色になるそうで、まんじゅうはこの湯の色に由来すると言われています。
「湯乃花まんじゅう」昭和天皇に献上
そんな「湯乃花まんじゅう」に転機が訪れたのは昭和9年のことです。
この年 群馬県で陸軍の特別大演習が行われ、それに合わせて県を訪れた昭和天皇に勝月堂のまんじゅうが献上されたのです。
昭和天皇はまんじゅうを大変お気に召したようで、それが新聞などで報じられ広く知られたことで、全国の温泉地も真似るようになったと言われています。
「湯乃花まんじゅう」は、考案から100年以上経った今も、当初の製法を守り続けている伝統の味だそうですよ。
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