「浅草」で初めて作られたのは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
きょうは12月26日。
きのう25日は、明治18(1885)年に浅草の仲見世でれんが造りの新店舗が完成した日です。
近代仲見世の誕生です。
浅草の仲見世は、江戸時代前期から中頃に誕生したといわれています。
近隣住民が、浅草寺境内の掃除の対価として、境内や参道上に店を出す特権を与えられたのが始まりだそうです。
江戸時代に、特に人気を集めたのはお茶屋さん「茶屋」です。
といっても、客の目当てはただお茶を飲むことだけではなかったのです。
それが、看板娘です。
この看板娘に惚れ込んで、朝から晩まで茶を飲み続けるといったような人までいたそうです。
今日は、歴史ある浅草で日本で初めて営業したのはどれかという問題です。
「浅草」で初めて作られたのは?
青 -観覧車
赤 -地下鉄
緑 -タコスのソース忘れ
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ことば検定 答え
赤 -地下鉄
ことば検定 解説
きょうの解説
「観覧車」ですが、今の浅草にはありませんが、実は昔はありました。
明治40年頃、浅草寺のすぐ横にありました。
ただ明治39年、大阪で開かれた博覧会に「観覧車」は既に登場していて、日本初ではありません。
一方の「地下鉄」については、「東洋唯一の地下鉄道 上野浅草間開通」と書かれたポスターが残っています。
日本初どころか、東洋初の地下鉄が営業を開始したのが、浅草~上野間だったのです。
昭和2(1927)年の暮れのことで、距離にしておよそ2.2㎞と短い区間でした。
連日大盛況で、電車に乗るのに1時間以上もかかったんだそうです。
そして、現在でも東京メトロの銀座線となって今も走っています。
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