「栗に由来」する名前は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
きょうは10月24日、秋が深まり、旬の時期を迎えているのが栗です。
砂糖漬けにしたマロングラッセは美味しいですよね。
特に、女性には人気があるようですが、「マロン」とはフランス語で"大きな栗"のことです。
特に、女性には人気があるようですが、「マロン」とはフランス語で"大きな栗"のことです。
そんなフランスには、栗を使ったこんなことわざがあります。
「Tirer les marrons du feu」
「Tirer les marrons du feu」
これは、日本でもよく知られていることわざで「火中の栗を拾う」です。
猫がずる賢い猿におだてられて、火の中の栗を拾い、大やけどを負うというフランスの寓話に由来します。
猫がずる賢い猿におだてられて、火の中の栗を拾い、大やけどを負うというフランスの寓話に由来します。
"だまされてひどい目に遭う"というのが、本来の意味ですが、最近では"あえて危険を冒す"という意味で使われることが多いです。
そんなわけで、今日は次のうち「栗に由来」する名前はどれかという問題です。
「栗に由来」する名前は?
青 -カスタネット
赤 -モンブラン
緑 -フランスの焼き菓子
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ことば検定 答え
青 -カスタネット
ことば検定 解説
きょうの解説
スイーツの「モンブラン」の由来
「モンブラン」と聞いて、思い浮かべるのは山です。
フランスとイタリアの国境にあるアルプスの最高峰で、この山がスイーツの「モンブラン」の由来であって、栗は関係ありません。
フランスとイタリアの国境にあるアルプスの最高峰で、この山がスイーツの「モンブラン」の由来であって、栗は関係ありません。
スペイン語「カスターニャ」が由来
一方「カスタネット」は、元々スペインの民族楽器で、フラメンコでよく使います。
日本の「カスタネット」は赤と青が馴染みの物ですが、フラメンコで使用するものは栗になんとなく似ています。
日本の「カスタネット」は赤と青が馴染みの物ですが、フラメンコで使用するものは栗になんとなく似ています。
この「カスタネット」は、スペイン語で"栗の実"を意味する「カスターニャ」が由来だそうです。
見た目が栗に似ている、あるいは栗の木を材料にしているなどの理由で、名付けられたというのが有力です。
見た目が栗に似ている、あるいは栗の木を材料にしているなどの理由で、名付けられたというのが有力です。
前回の問題
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