酒が飲めない「下戸の由来」、有力なのは? 【ことば検定スマート】
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酒が飲めない「下戸の由来」、有力なのは?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

 

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ことば検定 問題 

 

きょうは9月30日、明日10月1日は「日本酒の日」です。
最近、コロナのせいで大人数での飲み会って本当になくなってしまいましたよね。
その中には、本当に体質的にお酒が飲めない方もいます。
そういう人のことを「下戸」といいますが、なぜ酒が飲めない人を「下戸」というのでしょうか?
今日は「下戸の由来」で有力なのは、次のうちどれかという問題です。

 

酒が飲めない「下戸の由来」、有力なのは?

   -酒の量の単位
   -課税制度
   -米沢牛のカツ

 

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ことば検定 答え

   -課税制度

 

 

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

「下戸」は歴史のある言葉
「下戸」の対義語は、「上戸」です。
「笑い上戸」などという時に使われる「上戸」のことです。
ただし、もともとは二つとも酒の強さを表す言葉ではありませんでした。
これは、なんと8世紀の初めからある、とても歴史のある言葉です。
「下戸」は階級を表す言葉
実は、「下戸」や「上戸」は律令制により分けられた一般世帯の階級を表す言葉です。

当時は、「大戸」から「上戸」「中戸」「下戸」と四つの階級に分けられていました。

それらの階級は、働き手となる成人男性が何人いるかで分けられていました。

「下戸」階級で納税額も違った
それで違ってくるのが収入で、収入が違えばそれに応じて納税額も違っています。
「下戸」より、「上戸」「大戸」鼓の方が重い税を課せられました。
その代わり、「大戸」や「上戸」は「下戸」より身分が上だとされ、より多くのお酒が分け与えられたそうです。
 一方、「下戸」に分け与えられたのは、わずかな酒だったことから、鎌倉時代以降に体質的に酒が飲めない人のことを「下戸」というようなったとする説が有力です。

 

 

前回の問題

 

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