「アンブレラ」の由来は? 【ことば検定スマート】
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「アンブレラ」の由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

 

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ことば検定 問題 

 

梅雨の時期に欠かせないものといえば、なんといっても傘です。
ウェザーニュースの調査(2014年)によると、日本人は1人平均 3.3本の傘を持っていて これは世界第1位だそうです。
欧米では、梅雨がないというのも影響があるのか、日本人のように傘をあまり持っていないようです。
ウェザーニュースによると、 日本は湿度が高くて、いったん雨に濡れると乾きにくい気候であることが影響しているのではないかと分析しています。
傘は英語では「アンブレラ」ですが、それは何に由来する言葉でしょうか?

 

「アンブレラ」の由来は?

   -花
   -小さな影
   -アイデアが揺らぐ

 

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ことば検定 答え

   -小さな影

 

 

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

傘の原型は富と権力の象徴

傘はいつごろからあると思いますか?
傘の原型は、3000年以上前の古代オリエントにあったと言われています。

ペルシャ帝国の王・ダレイオス1世(紀元前6世紀)の彫刻の中には、王様のために周りが傘をさしている姿が彫られています。
当時は、実用性よりも富と権力の象徴としての役割が大きかったとみられています。
傘は雨を防ぐためのものではなかった

さらに、その実用性も雨を防ぐためのものではなかったようです。
元々は、日をよけるための日傘だったのです。
「アンブレラ」の語源は、ラテン語の「umbra(ウンブラ)」。
日傘が起源ですから「umbra(ウンブラ)」とは"影"のことで、それに"小さいこと"を表す「ella(エラ)」がついて、「小さな影」が今日の正解です。
そこから「小さな影」を作るものとして、傘を「umbra(ウンブラ)+ella(エラ)」→「umbrella(ウンブレラ)」と呼ぶようになったようで、英語に入ったのは17世紀に入ってからとされています。
そして、傘を雨に使うことが広まったのは、18世紀頃と割と歴史が浅いようです。

 

 

前回の問題

 

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