
「徳川家」への贈り物 対策本の中身は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょう4月17日は、江戸時代の元和2(1616)年に徳川家康が亡くなった日です。
この時の将軍は、2代将軍・秀忠です。
家康は、自分がまだ元気なうちに将軍の座を子どもに譲っていて、この先もずっと徳川家が将軍職を務めると、内外に示そうとしたといわれています。
そして、跡目争いが起きないように、その序列のルールも決めました。
長男が家を継ぐというものです。
さらに跡継ぎが途絶えた時に、代わりに将軍を出すため、のちに徳川御三家と呼ばれる家を決めました。
尾張(9男)・紀伊(10男)・水戸(11男)です。
家康は、自分の子どもにそれぞれ領地を与えて独立させました。
絶大な権力を持った徳川家には、全国から贈り物が届いたのですが、徳川家への献上品についてある対策本が作られたこともありました。
そこで今日は、その本の中身は何かという問題です。
「徳川家」への贈り物 対策本の中身は?
青 -包み方の指南書
赤 -好物のカタログ
緑 -α世代の会話
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ことば検定 答え
青 -包み方の指南書
<今日の緑のボケ> 「とくがわけ」ではなく「トークがわけぇ(若ぇ)」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
今日の答えの本「礼物軌式」という包み方の指南書は、11代将軍・家斉の時代に御三家筆頭の尾張徳川家が、江戸の徳川将軍家の献上品対策として作りました。
跡継ぎが途絶えたときは御三家から将軍を出すということでしたが、尾張徳川家出身の将軍が実際に出たことはありませんでした。
実際には、出ておかしくなかったのですが、将軍になってもよかった尾張藩の4代・吉通はなぜか急死したのです。
そんな背景もあったのか、尾張徳川家から江戸の将軍家への献上品は、絶対に失敗しないという気迫さえ感じるものでした。
極端な気の使いように見えますが、江戸時代は武力で解決する時代ではなかったので、こういった礼儀を尽くす事で家の地位を守ろうとしたのかもしれません。
前回の問題

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