萩原朔太郎「最も親しき友人は〇〇」、〇〇は?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
きょうは5月10日、明日11日は昭和17(1942)年に、萩原朔太郎が亡くなった日です。
萩原朔太郎とは、"日本近代詩の父"と呼ばれる日本を代表する詩人です。
そして、彼は日本文学史上のナンバーワンと言っていいほどのイケメンです。
今日は、「虚妄の正義」という彼の警句集から出題します。
「最も親しい友人というものは常に〇〇である」。
これに続く〇〇の言葉は何かという問題です。
きょうの問題
萩原朔太郎「最も親しき友人は〇〇」、〇〇は?
青 -夫婦のように親密
赤 -兄弟のように退屈
緑 -季節の花を順番に
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
赤 -兄弟のように退屈
【本日の 緑 のボケは?】
「萩原朔太郎」ではなく「はじから咲くだろう」というボケでした
きょうの解説
【萩原朔太郎「最も親しき友人は〇〇」】
「日本近代詩の父」萩原朔太郎
萩原朔太郎の処女作の「月に吠える」は、発売後すぐに世間の称賛を浴びました。
新進気鋭の詩人で、そして端正な顔立ちですからね。
しかも、奥さんも美人だったようです。
しかし、朔太郎の結婚生活は、10年ほどしか続かなかったのです。
妻が年下の学生と駆け落ちしてしまったのです。
萩原朔太郎の警句集「虚妄の正義」
一方、そんな彼の生涯の友が詩人の室生犀星。
ズボラで頼りない朔太郎に対して、犀星は几帳面で世話好きと正反対だったようです。
そんな友人について、今日の正解は「最も親しき友人というものは常に兄弟のように退屈である」となります。
この言葉には解説がないので、真意がよくわからないのですが、離婚によって、生活が荒れていた朔太郎が、友人の犀星といるときだけは、心穏やかでいられたその状態を"退屈"と表現したかもしれないですね。
前回の出題
本日の出題
「お天気検定」 □ 関東甲信越地方の梅雨入りの平年日は? |
「みんなのエンタメ検定」 □ 上戸彩 最近待ちきれなかったことは? |
今月のプレゼントと応募方法